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音質について |
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音質はいいに超したことはありません。しかしいい音質で録ることにあまり神経質になることが、かえってデモテープの足を引っ張ることになる場合もあります。
一番大切なのは、送ろうと今思ったのなら、今送るということです。そのためには、多少荒い録音だったり、多少のノイズがあったりしても構わないのです。送らなければゼロですが、送れば多少はプラスになります。 |
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メディアについて |
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デモテープといいますが、最近はCD-Rが主流になってきています。もちろんCD-RでもMDでもカセットテープでも構いません。ただ、機材の関係でMDやカセットが聴ける機械の方が若干限られるため、CD-Rの方が早く試聴することになる可能性があります。ほんの少しですが。 |
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演奏・録音の状態について |
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音質についてと似た部分があるのですが、やはり、今送るということが非常に大切だと思っています。
では、演奏がどうでもいいのかというと、そういうことではありません。いい演奏をいい録音でというのは非常に大切です。しかしなにが「いい演奏」「いい録音」なのかというと、実は結構難しい問題なのです。
技術が進歩して、機材的にも恵まれているため、現在は結構音をいじることが可能です。パソコンに本格的なシステムを組み込んで録音すれば、個人レベルでもかなりの音の作り込みが可能になります。しかし、それで音は作り上げたけれどもいざライブをやればガタガタでとても再現など出来なかったりすることもあり、こちらとしてはかなりガッカリしてしまいます。
逆に一発録りの音源などは、多少荒い部分が残ります。しかしそのおかげで生まれるグルーヴ感というのもあったりして、どちらかというとそういう音の方が素晴らしいことが多いですね。そしてライブを観てまた納得ということになる可能性も高い。手をかけたから良くなるということでもなければ、一発録音だからダメだということでもありません。一番大切なのは、それを音として聴いた時に、どちらがかっこいいのかということに尽きると思います。 |
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なかなか満足できるレコーディングが出来ない場合は? |
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ハッキリといいますが、満足できるレコーディングなど、実は絶対にあり得ないのです。逆にいうと、満足したとしたらその瞬間で終わりです。なぜなら、もうそれ以上向上しないということですから。どんなに「完璧だ」と感じた録音でも、半年1年して聴き返したら、おそらく「聴けない」と感じることでしょう。それは自分達が成長している証なのです。
キラキラレコードは、デモが来た瞬間にそのバンドのすべてが判るとは思っていません。実際、デモを聴いて単独インディーズデビューのCDがリリースされるまでにどう少なく見積もっても半年以上かかります。そのファーストアルバムをリリースしてプロモーションをしてライブの動員も増やし、ようやくセカンドで本格的な勝負をすることができるようになって初めて、メジャーからも多少気にしてもらえる存在になれるとするならば、その時に音が確立されていればいいのかという長期のスタンスで音を聴いています。つまり、現時点の音の出来と、2年後に音がどうなるかということの想像を常に比較しながらデモテープを聴いているのです。ですので、満足できる音が仕上がらないからといって躊躇することなく、できた音が自分の音だと自信を持って送ってきてもらいたいと思います。
もちろん、満足出来ないのレベルも様々だとは思うのですけれども。
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その他、気をつけることはありますか? |
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皆さんミュージシャンなので、録音にはものすごく意識を払うみたいなのですが、意外とプロフィールなんかが明らかに手抜きな場合が少なくありません。皆さん自身がどのような活動をしてきたのか、将来どういうふうになりたいと考えているのかといったことは、デモテープを試聴する上で非常に重要なのだとご理解ください。
中には写真もなく、芸名だけで本名もなければ年齢も不詳となっていたりするケースもあったりして、これは非常に困ります。デモテープ添付のプロフィールに書いたことがそのまま世に出ることはないし、今後パートナーになる可能性のある相手に送るものですから、お客さんに見せる「キャラクターとしての自分の姿」を見せるのではなく、「本当の自分」を伝えるようにしてください。
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