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日記


KIRAKIRA OHSHIMA DIARY


キラキラ大島に感想を送ろう!
  ずっと日記を書いていますが、皆さんがどう思っているかなど、ちょっとだけ気にしていますので、もし良かったらメールをください。メールはこちらからどうぞ。

2008年9月

9月10日
 
 自民党の総裁候補5人が出そろう。どれもこれも30年前なら考えられないような面々だなあと思う。中でもがっかりしたのは石原さんだ。この数日彼が発言した中で特に印象深いのが「私は2世議員ではないんです。選挙区も違うし、地盤看板を譲り受けたりしていないんです」というもの。たしかにそうだろう。そういう点では通常の2世議員とは違う。だが、東京の自民党で、石原慎太郎氏の力がどのくらいのものなのかということをちゃんと認識しているのだろうかと僕は思うのだ。それに加えて石原軍団が大挙して応援演説に来たのを受け入れていたではないか。それを形式論で2世議員とは違うとか言っていてもまったく説得力も意味も無い。庶民の感覚とこの人の感覚は大いに離れているんだなあと思わされる。小泉さんの元で行革大臣として火だるまになるとか言っていた時も、結局は成果がトーンダウンして記者たちから突っ込まれた時に逆切れしたりしていたし、その辺が同じ2世議員の渡辺喜美とは若干違うところだ。
 政党を渡り歩いてきた石破茂氏と小池百合子氏を担ぐしか無かった派閥の人材不足、麻生、与謝野の2氏の、経済対策への主張がトーンダウンしている様など、見ていてまったく決め手が無いというのが今回の正直な感想だ。メディアジャックして民主党の存在感を薄めようという戦略らしいが、そんなことに惑わされるような国民ではないと思うし、この期に及んでそんなんだったら、もう未来永劫何も変わらないだろうという気さえしたのだ。
9月7日
 
 6日の早朝からホテルを出発し、飛行機に乗って成田に到着したのが7日の午後2時。なんか損した感じがする。いや、行きは3日の夕方6時過ぎの飛行機に乗っておきながらバンクーバー到着が3日のお昼過ぎなのだから、プラスマイナスでいうとけっして損などしていないのだが、日付変更線というのは恐ろしいなと思う。
9月5日
 
 バンクーバーからビクトリアという街に移動。小さくてキレイな街。昼過ぎにホテルに到着したので昼食を採る必要があるのだが、他のスタッフがホテルについているレストランで済ませようという雰囲気になってきたので、ひとりで街に出て美味しそうな店を探す。牡蠣入りのパスタを食す。仕事とはいえ、遠くまで来たのだから、ちょっとでもその街の雰囲気を感じたかったのだな。もちろん、その後の仕事はかなりちゃんとしましたよ。
9月4日
 
 昨日の早足観光がたたったのか、夜中に足がつった。これが結構大変なもので、トイレに行くにも激痛が走る。これは参った。歩けなかったら仕事にならないからだ。何のためにここまで来たのか、足が痛くて働けませんとどんな顔をして言うのか。そういうことを考えながら、なんとか痛みが収まらないかなあとか思いながらベッドの上に横たわっていた。
 朝になり、なんとなく痛みも少しだけ和らいだ。でもそのままで良いとは思わないので、近くのカフェに朝食を取りに行くついでに、薬屋でテーピングのテープを買う。カフェの隅で足をぐるぐる巻きにして固める。ふくらはぎの筋肉が固定されることで、歩行は少々ぎこちなくなるものの、痛みは相当に和らいだ。それで調子に乗ったのか、カフェ近くにあったバンクーバー美術館に寄る。KRAZYという企画展が開催されていたのだが、内容としてはコミックにアニメ、そしてマンガの歴史を展示するというものだ。歴史というにはごく一部にすぎないのだが、展示室にあったのは江口寿史、松本大洋、水野純子といった、やはりアートの色を持った作家たち。江口寿史は特に好きな作家であり、彼の生原稿だけが多数展示された、空間にたまたま僕ひとりで佇んでいた時に、僕はここで一体なにをしているんだろうとか、不思議な気持ちに陥った。
 午後からの仕事もそれなりに順調に行く。いや、トラブルは少なからずあったものの、結構頑張ったつもりだ。多くを望み過ぎてはいけないのだ。
9月3日
 
 仕事でバンクーバーに。東西に3キロほどの小さな街は、短い自由時間を早足で移動してもそれなりに見て回れるサイズだった。気候としてはカラッと乾燥した感じで、紫外線は日本の7倍の強さだということらしく、北国であるのに半袖で十分な暑さなのだが、日陰に入るとひんやりとするし、日よけのために長袖のパーカーを着ていても汗ばんだりすることは無かった。汗をかいても蒸発するのか、それとも日本の夏は汗をかいているのではなく湿気がまとわりついているだけなのか、その辺は定かではないけれども、とにかく日本とは違うぞということを感じる。
9月1日
 
 9時20分くらいまで会社で仕事をしていて、帰宅前にYahooニュースをチェックしていたから、帰宅してテレビで流れていた映像はかなり衝撃だった。福田首相退陣の報。もうずっと無責任な感じの人だなあと思っていたが、それにしてもひどいなあと思う。安倍さんもだらしなかったが、そのあとに選ばれた人も情けなかった。でもその人が最善の選択だったのだということを考えると、自民党の人材不足というものはもうどうしようもないのだなあと改めて感じざるを得ない。よく言われるのは、政治制度が変更されて、派閥の力が弱くなったということだ。それはそうだろう。人力の届かない制度の力というものは確かにある。派閥とは総裁候補を盛りたてていくための組織だったはずで、それは最初からあったものではない。しかしながら俺は総理大臣になるのだという強い意志を持った人が数人いて、彼らの権力争いの中で生まれた組織ということは、要するに彼らの強い思いが、それまでに無かった派閥という組織を、形式的には政策研究会的な看板を持って成立させたのである。それを継承していく人たちが、結局は組織の中で出過ぎた杭と思われないように生き長らえていくという習性を、権力欲をドーンと出していくことなしに過ごしていくことで、派閥というものは制度的にその力を奪われたのでは無く、構成員たる政治家の心の欲求が薄まっていくことで、派閥が形骸化したということなのだろうと思う。そんな中で押し出されるようにして神輿に乗ったプリンスたちには、なぜここで踏ん張らなければならないのかという根拠が乏しかったのかもしれない。それが自民党という組織の本質なのだろうかと、改めて思い知らされた。

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