アーチスト
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買い方 |
| METAMORPHOSE |
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| アーチスト:AO |
| 品番:KRCL-110 |
税抜定価:2400円 |
発売日:2007/9/21 |
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| ジャンル:Rock,Pop |
| 曲目 |
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07.
08.
09.
10.
11.
12.
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Am Meer
Gegen den Strom
Zu dir selbst
100
Prozent gelebt
Passagiere
Durch die Nacht
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| 解説 |
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「キラキラレコード初の洋楽か?」
〜国籍はオーストリア、言葉はドイツ語、心は大和魂〜
オーストリア人のAO(「あお」と読みます。本名不詳)のファーストアルバム。デモ音源が届いたはいいものの、一体これをどうしろというのだ? なぜならプロフィールにはドイツ語が並んでいるし、当然意味は判らない。にもかかわらず、連絡をしてみた。するとかなり背の高いオーストリア人がキラキラのオフィスに現れたのである。
話してみると実に気さくでいい感じのキャラクターだった。僕の英語と彼の英語で、お互い母国語ではない言語でやりとりをしながらのコミュニケーションだったが、それを可能にさせたのは、結局は彼の人柄の為せる技なのだろう。
というわけで、キラキラレコードでも初となる洋楽アーチストをリリースすることになったわけだが、別に洋楽だからリリースしたわけではない。聴いてもらえれば判ることなのだが、その音は実に重厚だ。キラキラによく送られてくるデモテープの多くとはかなり違っている印象を持った。具体的にいうと、今の日本の若手ミュージシャンの卵たちは、なにかガレージ的な、多少演奏が薄っぺらでも、そこに魂とか精神があればいいのさといったような傾向があるように思う。もちろん僕もその考えには諸手を挙げて賛成したいのだが、そう簡単なことではない。というのは、その精神論が、時として自らの技量の拙さを覆い隠すための逃げ口実になっていることが多いからだ。
それに較べて、AOの音楽は、そういった妥協を一切持っていない。それも彼の真面目な性格が現れているのだろうが、とにかく非常にきっちりしたベースの上に成り立っている音楽なのだということが判る。よく、洋楽ファンを自認する人たちは日本のバンドのことを蔑んだりする傾向がある。それが100%当っているとは思わないのだ。日本のロックにだって素晴らしいものは沢山ある。だが、今回のようにまだまだ本国でも無名のミュージシャンでありながらも、これだけのクオリティを出してくるところを見ると、外国の文化の層というものがものすごく厚くて、ちょっとやそっとではなかなかたち打ちできないなと思ったりしたのである。
後で聞いたのだが、今回の参加ミュージシャンの中にはフィルコリンズのレコーディングを担当した人もいたという。彼自身はまだまだ音楽キャリアと呼べるものは少ないのかもしれないが、周囲にそういうミュージシャンネットワークは身近に広がっているようだ。それは彼の祖父が高名なオペラ歌手であり、ウィーンの音楽大学で長いこと教鞭を取っていたということとも関係あるのだろう。そういう環境で育ち、多くの音楽仲間に囲まれてきたからこそ、初アルバムだというのにこれだけのクオリティをいとも容易く出せたということなのかもしれない。
そのAOだが、オーストリアでやればもっと簡単にそれなりの成果を収めることが出来たかもしれないが、それを敢えて日本でやりたいというのである。なんでも大学を出た後、世界中を放浪して、ブラジルと日本の文化に特に感銘を受け、こうして日本にやってきたのだという。そういう思いもあるのか、今回のアルバムに収録された1曲目では、セリフのような彼の日本語による語りを聞くことができる。少々外国人訛りのあるその日本語は、聞いていてこちらが少々照れくさい気持ちになったりもするのだが、それも御愛嬌といっていいだろう。そのかわいい部分を補ってあまりある音楽のクオリティがしっかりとあるのだから。
キラキラレコード、大島栄二
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