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惑星ノート



アーチスト:オレンジ☆プランクトン
品番:KRCL-71 税抜定価:2400円 発売日:2004/8/21
ジャンル:ふわふわウィスパーポップロック

解説

 オレンジ☆プランクトンの4枚目となるアルバム。「ふわふわウィスパーポップロック」というオレプラの特徴はそのままに残しながらも、徐々に成長の証を示してきている、そんなアルバムだ。
 露出が増えるにつれて、いろいろな人が彼らについていろいろなことを言います。的を得た解説もあれば、的はずれな評論もある。そんな中で、僕がまず言いたいのは、彼らの成長だ。昨年のアルバムリリース直後から、それまで東京と大阪だけで活動を行ってきた彼らが全国レベルでのツアーを始めた。それは結局、彼らをまったく知らない人たちだけの前での表現を始めたということだった。友達がいるライブ会場では、彼らの反応を参考にしてしまう。それはそれでいいのだが、新しい、初めて見聴きする人たちのことを忘れがちだ。しかし、まったく初めての土地で、予備知識もなく聴いてくれる人の前でライブを行う。そういうことの繰り返しが、彼らの意識を徐々に変えていった。
 それまでのオレプラの表現は、ある意味内向的なものだった。友達の意見を聞きながらも、自分たちを主張することに終始していた。「世界観」という立派な言葉の中、それはある意味「自己満足」な音楽になりかけていた。3枚目のアルバムでプロモーションビデオの曲を選定するときにも、どの曲がイイ反応を得られるのかということではなく、自分たちが伝えたい世界観をいちばん端的に持っている曲を選ぼうとした。しかしそれはある意味押しつけなのだ。キラキラスタッフの強い主張によって選ばれた「歩く歩いて行く」が、優しく深いオレプラの特徴的な世界とは若干違ってはいたものの、いまやライブでは定番の盛り上がりソングになっているように、リスナーの反応はとても良かった。その事実に直面したし、そしてツアーで初めて会う人たちに聴いてもらうということを体験していく中で、彼らは「聴いてもらうということは何か、その中で伝えるとは何か」ということを実感し、学んでいった。
 その結果、生まれたのがこのアルバムであり、抄録された12曲である。このアルバムでは、彼らの世界を持ちながらもちゃんと反応を得られる、そういう楽曲が誕生している。
 
 これは、オレプラの成長の証である。バンドの成長なんてリスナーにとっては関係なくて、結果としてイイ音楽かどうかだけが問われる。ビジネスとしては売れるか売れないかだけが判断のすべてだ。しかしレーベルとして長い間特定のバンドと一緒に作業していく中で、こういう成長の跡を確認出来るというのは嬉しい限りだ。そういうアルバムとはどんなものなのか、それを感じてもらうことが出来れば、プロデューサーとしても大きな喜びなのです。

キラキラレコード、大島栄二

曲目

01.愛のような
02.赤い紅(あかいあか)
03.最後の橋
04.岩かえす風の音
05.眠れる炎の頃
06.手をふって大きく
07.水色の鳥
08.Weather and music
09.
10.夜更けすぎ
11.かなう言葉
12.めぶき


 


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